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私は看護学校を卒業後に関東の大きなグループ病院に就職をし、7年間消化器内科病棟で勤務しておりました。

今回は、看護師と結婚について経験を元にお話していきます。

「看護師という肩書き?」

一般的には看護師は言うまでもなく「白衣の天使」のイメージが強く、医療従事者以外の人からは割と高評価される職業です。

結婚したい職業のランキングでも、客室乗務員や保育士などを抜き常に堂々の1位に輝いています。合コンに行っても看護師というだけで、他者からの扱いは違ってくることが多いです。病棟で仕事をしていると、「うちの孫の嫁に、、、」と言ってくる患者も実際いました。なぜかとにかく看護師は結婚相手としての需要が高いです。国家資格の強みでしょうか、それとも、白衣が与えるイメージでしょうか。

「看護師は医者と玉の輿婚をするものなの?」

次に看護師の結婚と考えて浮かんでくるのは、医者との結婚し、玉の輿にのれる確率が高い、という噂でしょうかね。

看護師が実際どれくらいの割合で医者と結婚しているかはわかりませんが、看護師になってからというもの、医療に関係のない職業についている友人や親戚たちから「将来は玉の輿だね」と決まり文句のように言われたものでした。

看護師として働いているものからすれば、「白衣の天使」だの「玉の輿」だの、ほかにもっと思いつくことはないのか、と言いたくなりました。

しかし、そんな私にも玉の輿にのるかも知れないチャンスはありました。

「看護師は玉の輿にのれない」

では、私が玉の輿を逃したときのお話をしてみましょう。

私にも、1度だけ医者とお付き合いをする機会がありました。相手の年齢は3つ年上、研修医時代に知り合い、とても趣味や話が合ったため、どんどん仲良くなり、お付き合いするようになりました。

交際期間は約3年、お互い結婚適齢期に差し掛かり、私の中では結婚も視野に少し入っていました。

しかし、3年経った頃、お互いの価値観の差から別れてしまいました。

ここまでの文章を読む限り、看護師も医者も関係ないごく普通のカップルの話ですよね。

でも、ここからが少し違います。相手のお母さんにとにかく嫌われていました。彼はよくお母さんとの会話の話を私に教えてくれたものでした。

「看護師にたぶらかされるんじゃないよ。」「私の昔付き合っていた人は看護師に取られた。」「せっかく苦労して医者になったのだから、看護師なんかじゃなく医者と結婚しなさい。」

ちなみに、彼のお母さんとは一度もお会いしたことがありませんでした。彼もよくこんな話を私にいつもいつも教えてくれたなと思います。彼のお母さんもまた彼と同じ医者でした。

一体私が何をした、なんならお母さんの過去の交際事情など私に言われても、それはただただいい迷惑です。

すべての医者が同じではありませんが、医者の家系の方はやはり結婚は医者・もしくは歯科医とするべきだという考えがあるようでした。一生懸命お金と時間をかけて医者にした愛おしい息子を、看護師に取られるというのはどうしても避けたかったようです。

このような話を聞くようになってから、価値観の違い、結婚したあとの生活などを深く考えてしまうようになり、その方とはお別れしました。

実は私の看護師仲間の友人も、医者と交際していますが、自分が看護師だという理由で結婚の話が進められず、相手の親からも会ったことがないのに避けられ続けています。

他の看護師の友人たちの中には、医者と結婚した人もいるので、考え方は人それぞれですが、看護師であることが結婚に不利になるケースというのは、あとにも先にもこのパターンだけだと思われます。

全くいま思い出しても失礼な話ですが、きっとこれは看護師あるあるの一つに入れるのではないでしょうか。

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