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看護師を続けてキャリアを積み重ねていく一方で、女性として大切なライフイベントが結婚、そして出産、育児ですよね。

「出産後の復帰の種類」

病院によっては、産前・産後休暇、育児休暇をとることができます。詳細は病院の就業規則によりますが、産休は産前6週、産後8週とることができますし、育休は子供が1歳になるまで取ることができます。

クリニックなどでは産休・育休制度のないところがほとんどですので、出産と同時に退職となります。院長との話し合いによっては同じ職場での復帰が可能ですが、産休・育休制度を採用していないので手当はでません。院長の方針により出産祝いがもらえたり、そのあたりの待遇はさまざまです。

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「総合病院への仕事復帰」

大きな理由がない限り、育児休暇までとってからの職場復帰を選択する人が多いのではないかと思います。

私の看護師仲間たちも1年間育児休暇を取っている人がほとんどです。病院内に保育施設がある場合、復帰の1週間程前から少しずつ慣らし保育をして復帰の日を迎えます。

1年というのは意外とあっという間で、復帰先も今までと違う部署になってしまう事もあるため、のんびりママモードから一転、仕事モードに頭と体を切替えなければなりません。出産前に自分で選択した休暇とはいえ、そんな心身ともに疲労とストレスがかかるタイミングで、子供の1歳の大切な誕生日を迎える事になるので、少し可哀想な気がしてしまうのは私だけでしょうか。

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「クリニックへの職場復帰のケース」

私の場合はこちらです。私は、総合病院で7年仕事をしたのちに結婚退職し、妊娠時はクリニックでパート勤務をしておりました。

もちろん、産休育休制度はないため、一度は退職扱いとなりましたが、院長の強い希望により、産後も同クリニックへの復帰がきまっていました。

「職場復帰のタイミングを選ぶ時に必要なこと」

職場復帰の時期は院長と家族双方の協力が必要でしたので、産後の経過を見ながら要相談です。

産休育児休暇手当がないので、家計のために少しでも早く復帰したいというのが私の考えでした。

しかし、近場に子供を預かってくれる親はいなかったため、まずは保育園を探しました。

年度始めでしたら、各保育園にも空きがあるのでしょうが、私の希望は秋頃からだったため、どこも定員オーバーでした。空き待ちをしているうちに次年度の一斉募集の時期がきてしまいました。

保育園の空き待ちの間も、気晴らしを兼ねて職場復帰をしたかった私は、パパに協力をお願いしました。パパは週休2日平日休みだったため、その日を利用して私は半日勤務に出ることにしました。

このような順番を踏んだ結果、出産後の仕事復帰は産後2ヶ月半後となりました。

看護師困った顔

実は今まさに新年度の保育所入所待ちですので、週1~2回ペースでの半日勤務を続けておりますが、クリニックならではの心配事があります。

「クリニックへの職場復帰で気をつけること」

病棟や大きな病院と大きく異なる点が、スタッフに人数です。小さい子供はまだまだ必要な免疫が備わっていませんので、保育園に入れた途端に今度はたくさんの病気をもらってくることでしょう。

最近は病児保育室の数も増えてきましたが、感染症が流行りやすい時期には定員オーバーになりやすいですし、病児といっても38.5℃を超える高熱では看てくれません。

旦那はもちろん仕事、近場に見てくれる親もいないので、そのような場合には自分が仕事を休まなければなりません。

幸い、私の職場のスタッフや院長は、みんな子供がおり、その点も理解してくれている上で、私の1日も早い職場復帰を望んでくれました

しかし、出産前の私もそうでしたが、出産や子育てを経験していないスタッフが多い職場では、頭では理解しようとしても、育児の大変さのイメージがつきにくいために、なかなか快くお休みをもらいづらいと思います。ですので、職場復帰のタイミングとともに、職場のスタッフや院長、病棟でしたら看護師長に十分理解をもらえる状況かを考えながら、復帰のタイミングを考えていくことが大切です。

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