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みなさん看護師として働く場合には、必ずといっていいほど夜勤を経験していると思います。また、友人や知人に自分が看護師だと告げるとみんなそろって「夜勤大変だね。」なんて言われるのではないでしょうか。

私は看護学校を卒業してから7年ほど総合病院の内科病棟で勤務しておりました。勤務体制は2交代勤務で、月に5回から多い時で14回の夜勤をしていました。

「夜勤の辛いところ」

看護師困った顔

夜勤勤務をするとやはり生活リズムが不規則になります。私の病棟は約40人の患者をスタッフ3人で看ており、トイレ介助や急変対応、死後の処置、認知症患者の対応が割と多い消化器内科病棟でした。ですので、落ち着いて仮眠を取ることのできるようなまとまった休憩時間はなく、夜間でも何かしらの対応におわれていました。

2交代勤務でしたので申し送り前の情報収集や、朝の申し送り後の記録も合わせていつも18時間程の拘束されるわけですので、朝がくるのがとにかく待ち遠しかったです。夜勤の途中で体調を崩しても代わりのスタッフはいないので自分の体調不良と戦いながら患者の対応をしなければなりませんでした。

このような夜勤をよく毎回こなすことができたと今でも不思議でなりませんし、今でも病棟スタッフたちはこのような夜勤をこなしていると考えると頭が上がりません。

夜勤に入る度に、夜勤のない病棟にそろそろ移動したいといつも考えていました。

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「夜勤のない働き方ってどうなの」

私が病棟で勤務していたのは20代の独身の時であり、体力も今よりはありました。家族に縛られることがなく、自分のペースで働くことができていたので夜勤も多く入ることができたのですが、もし、夜勤のない働き方を選択していたとしたら、メリットとデメリットはどのようなものがあったのでしょう。

「夜勤をしないメリット」

夜勤をしないで、常勤看護師として働く場合、週休2日ペースで毎日日勤をすることになります。病棟看護師でなければ日曜日にお休みすることになるでしょう。これは週末休みの旦那や、子供がいる場合にはとても大切なメリットになります。未婚だった私もやはり週末や祝日の方が看護師以外の友人との予定を合わせやすかったです。

そして夜勤で一番ネックである不規則な生活から抜け出すことができますので、体内リズムやホルモンのバランスを整えやすくなることでしょう。

看護師の友人の中には、結婚してから数年子供ができなくて悩んでおり、夜勤勤務をやめた結果すぐに子供ができたというケースがありました。

「夜勤をしないデメリット」

では夜勤をしないことによるデメリットもあげてみましょう。

まずは、夜勤手当がつかない分給与が減ってしまうことです。看護師の給与の特徴として、基本給は一般の職業とほとんど変わりなく、夜勤手当で支給額をあげるという仕組みがほとんどだと思います。

また、これは私の病棟の特徴だったのですが、日勤でも定時に帰ることができず、消灯のコールが過ぎても記録をしていることが多かったのです。他の病棟でも定時に上がれると聞いたことはありませんでした。そんな状況で日勤のみの勤務というのはなかなか体力的に辛いものがあります。

残業のある日勤を5、6連勤するというのは、サラリーマンだってこなしていることだとは思いますが、その中で夜勤という選択肢を選べるのなら、やはり日勤の途中に夜勤を挟んでシフトに変化をつけたいな、と考えるのは私だけではないと思います。

今は結婚し、子供もいるのでしばらくは夜勤のある病棟での勤務を考えていませんが、夜勤のない職場に転職したいなと考えると、それはそれでさまざまなメリット、デメリットが出てくるのでなかなかスムーズに異動できないのです。

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