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看護師になって病棟に少しだけ慣れてきたころに始まるのが夜勤ですよね。

日勤でも数人の受け持ち患者を抱えてこんなに忙しくて大変で怒られてばかりなのに、夜勤で20人以上の患者を受け持つなんてそんなことができるのか?と私は思った覚えがあります。私の新人時代の夜勤デビューでは、通常3人での夜勤に加えフォローとしてプリセプターが3回まで一緒に夜勤に入ってくれて心強かった覚えがあります。

初めての夜勤でのアドバイスをいくつか挙げて見たいと思いますので、よかったら参考にしてみてください。

「情報収集は数日前から」

夜勤に慣れるまでは、数時間早く病棟に入って情報収集をするんじゃないかと思います。でも、患者は日勤で受け持つよりはるかに多いですよね。

看護師困った顔

どんなに早く病棟に入って情報収集をしても時間が足りませんし、緊張もするのでカルテをみているつもりでも患者さんの全体像がつかみづらくてなかなか頭に入ってこないものでした。

患者の情報をメモにも残すのですが、夜勤当日に得た情報をたくさん書いていては見づらいノートになってしまいますね。

まさか夜勤当日にいきなり患者全員のカルテをみて夜勤に挑もうとする新人看護師はいないと思います。そんなのは先輩看護師が許可しないでしょうし、それができればもはや新人ではありません。私は何年たってもそんな器用な事は出来ませんでした。

ということで、夜勤の時の情報収集は、夜勤の数日前からコツコツ初めてみてください。まずは入院の長い患者のカルテから始めましょう。

夜勤まで時間があるという余裕がまだあるので、長い患者のカルテをじっくり読むことができますし、当日時間に追われて大切なことを見落としてしまったということも防ぐことができます。予習をしていれば、夜勤当日にカルテを見直した時に患者さんの状態を把握しやすくなります。

「タイムスケジュールを何度もイメージして」

2交替の夜勤では申し送りが終わった途端、夕食に向けての準備があります。それは患者によってさまざまで、食前の血糖測定、食前薬の配薬、車椅子でのセッティングなどです。

更には大体そのころに点滴更新などもあり、とにかくバタバタします。そしてそれと並行して日勤帯に終わりきらなかった検査の送り迎えなど、とにかく消灯を迎えるまでは自分の思い通りには進まないことが多く、気づいたら消灯間近になってしまっていたということがほとんどです。

新人看護師の場合、とにかく安全に朝を迎えることが第一だと思いますが、時間をきっちり把握して動くことができなければ、数少ない他の夜勤スタッフに迷惑をかけてしまいますし、うっかり時間を忘れてしまい、時間で患者に頼まれていた事も忘れてしまったなんてことになりかねません。

とにかく自分と業務を見失わないためにも、事前にしつこい位に夜勤中のタイムスケジュールを確認し、当日も大切な時間業務などは時系列でメモしておきましょう。そして、そのメモにはたくさんの事を書き込める空白を作り、ナースコールで患者に依頼されたことをメモしていくという習慣をつけると、仕事での抜けを防ぐことができます。

「お菓子はたくさん持っていこう」

これは私自身が初めて夜勤に入る時に先輩に言われたことで、私が後輩に言い続けていることでもあります。

休憩で多少休息は取れますが、緊張しっぱなしの夜勤では、糖分をとる時間がとても大切です。

私の病棟では新作のお菓子などを持ち寄り、他のスタッフとシェアするのが習慣でした。そうするとつかの間の休息でもスタッフ同士の普段話せないような会話が聞かれ、絆を深めることにつながっていました。

これは私の実体験を踏まえたアドバイスです。少しでもこれから夜勤を迎える新人看護師の参考になれば幸いです。