108

看護師になって日勤の業務に少しだけ余裕が出てきたかな、と感じた頃にやってくるのが夜勤です。今まで数人だった受け持ち患者を、夜勤帯では何十人も受け持たなければならない!そのプレッシャーで前の日はあまり眠ることができなかったなんて事になってしまっては朝まで体力が持ちません。

初めての夜勤は誰もが通らなければならない道ですが、はじめから上手に夜と朝の検温と、記録と、ナースコール対応を出来る看護師はいません。とにかく安全に朝を迎えられるようにするためのポイントをまとめていきたいと思います。

「日頃から患者の情報収集を少しずつしておこう」

夜勤の直前に早く病棟に入り夜間の受け持ち患者約20名の情報収集をして夜勤に挑んでいたのですが、20名分のカルテをゆっくり見ている時間はありませんし、いきなり見たところで夜勤の緊張もあり、あまり頭に入ってきません。入院期間の長い患者だと一人あたりの記録も膨大です。ですので、夜勤に入る数日前から、自分のチームの患者の情報収集は少しずつ進めておきましょう。

「とにかくメモをとる」

看護師普通

情報収集で抜けを起こさないためにも情報を紙にメモすることは大切ですが、検温やナースコール対応時に患者に頼みごとをされたとしたら、それも必ずメモに残しておきましょう。そして、そのメモは時系列で書き残せるようにすると便利です。

夜勤中のナースコールでは、消灯間際になったら、眠剤や氷枕を持ってきてほしいと言われる内容が多かったのですが、コール対応をする度にその人数は多くなり、実際消灯時には他の対応をしていて忘れてしまったという経験があります。頼まれていたことを忘れてしまったというのは患者を安楽にできないだけではなく、その後の信用問題につながってしまいます。

→→ 看護師 夜勤の休憩時間とその過ごし方

「怪しいなと思ったらとにかく確認」

アクシデント予防にとても大切なことです。少しでも状態の急変のリスクがある、ルートトラブルを起こす可能性がある、転倒転落のリスクがある、このような患者がいれば、しつこい位に夜間も確認に行きましょう。時間を決めてラウンドに行く以外でも他の患者対応で廊下を通ったついでに必ず立ち寄るくらいの頻度です。

夜間は患者たちが日中とはまったく違う状態になることが少なくありません。治療を必要として入院している患者にとっては、一晩一晩も常に危険ととなり合わせです。もっと状態を見ていればこんなことにはならなかったと、後悔することのないようにしましょう。

「頭の中で時間配分を何度も確認しておく」

これが最初は必ず難しいけど大切なことです。夜勤は日中とは少ないスタッフで病棟をみなければなりません。つまりチームワークがとても大切になります。夜勤がはじめてであろうとも関係なく、患者に急変やトラブルがあったときには少ない人数で対応していかなければなりません。

まずは夜勤中いつ何をするのか、何時までにラウンドから帰って来て、ナースステーションにいるべきなのかをはっきりさせておくといいでしょう。消灯しなければならないのに、ペース配分ができていなくて、患者の検温や内服配りを終えられていない、ということが最初の夜勤では必ずでてきます。

→→ 看護師 夜勤時のメイクはどうしていた?すっぴん?

「おやつはたくさん持っていく」

これは私が夜勤にはじめて入るときに先輩に言われたアドバイスで、後輩にも必ず伝えていることです。夜勤中はお菓子をたくさん持って行って、つかの間の休息に少しでも気分転換できるようにすることが、初めての夜勤を乗り切るコツです。

初めての夜勤は必ずドタバタするでしょう。最初からうまくはできませんし、先輩たちもそこまでは期待していません。とにかく患者の安全を一番に考えてうまく乗り切りましょう。

→→ 看護師夜勤手当はどれくらい?