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近年は健康ブームで、高齢者の方々も長く健康でいられるよう様々な工夫をされてます。

しかし白内障などはいくら努力しても防げる病気ではないので、高齢化となると罹患率は高くなり、眼科疾患で手術される患者さんが多くなってきています。

また、近年パソコン、スマホなどの普及により若い方から子供まで、眼の不調などで眼科を受診されることも多くなってきました。

眼科は病院の属するか、地域のクリニックとして開業されている場合があります。それぞれの特徴も含め、転職に役立つポイントをお伝えします。

眼科とは?

眼科とはもちろん眼の疾患を取り扱う診療科です。

一般病院には眼科として外来、病棟を構え、病棟では手術患者さんが多く入院されています。地域の開業医さんはクリニックとして外来だけの所や、入院施設を備え手術もされているクリニックもあり運営は様々な形で行われています。

眼科患者さんの主な疾患

患者さんの疾患として、白内障、緑内障、加齢黄班変性症、老眼、網膜剥離などが代表的で、糖尿病で発症する糖尿病性網膜症などの合併症もあります。

スマホ老眼といった現代社会の象徴のような疾患もあります。何となく眼がかすんだり、視力の低下で受診されます。

眼科のお仕事と看護師の役割

眼科病棟でのお仕事と役割

眼科病棟は、手術を目的に入院されます。

入院期間は他の内科、外科などと比べて短期間で、早くて12日とか34になります。そのため、入退院が激しく、入院予約でいっぱいという病院がほとんどです。

手術も朝から分刻みで何件も行われますので入院と手術で1日の仕事が終了するという内容となります。

看護師普通

手術は、全身麻酔は比較的少なく、白内障などの局所麻酔の手術を多く行われています。術後管理としては、全身麻酔でなければ、全身への影響は少ないため、管理はしやすいといえます。ただし、高齢者は眼科疾患以外に内科的な疾患をもっておれれる患者さんがほとんどですので、眼科疾患のみでなくそれらの疾患と関連させアセスメントを深めておく必要があります。

処置ケアの内容としては、術前オリエンテーションから、手術前後の点眼、退院指導となります。比較的、自立している患者さんが多いのと早期に他院されるため、日常生活援助は(清拭、食事介助、排泄介助など)は少ない傾向です。

眼科外来でのお仕事と役割

眼科外来やクリニックでの仕事は、一般の外来、クリニックとほぼ同じで、検査、採血、点滴、点眼等となります。

病院の外来では手術前の検査を外来で行いスクリーニングしますので、患者さんへの説明、指導、入院予約など病棟との連携が重要となってきます。

短期入院ですので、術後のフォローは外来で行いますので手術の術式などの把握も必要です。手術目的の患者さんが多く外来が込み合うことが常なので、外来診療や検査がスムーズに進むよう配慮が必要となります。

クリニックに受診されている患者さんはかかりつけの患者さんが多く、眼薬を希望して来られる高齢の方も多いので、看護師は地域の方々とのコミュニケーションも重要な仕事の一つとなります。

どんな看護師さんが眼科にオススメ?

眼が見えなかったり視力低下すると、私達はたちまち日常生活に支障をきたします。

歩行はできてもトイレに行けなかったり、食事するにも食べる事はできても食べ物を見ることができず、箸をはこぶこともできません。携帯電話の画面を見れなかったり、テレビも見れません。術後の患者さんは痛みがあったり倦怠感があったりします。

このような患者さんは、ナースコールの位置や、スリッパの位置も把握できないので患者さん物の場所をお伝えするにもてを差し伸べたりるなど細かい配慮や、声かけができる方が望ましいです。

看護師ニコニコ

特に眼科では、患者さんが日常生活上、困難と思われることをすばやく捕らえ、解決に向けて言葉で説明するだけでなく手を差し伸べることができる看護師さんは患者さんに喜ばれると思います。

眼科では、とにかく入院と退院、手術と分刻みの点眼などまめまぐるしく時間が過ぎていきます。

手術患者さんをどんどん送り出し、術後の観察を行わなければならないので、外科系の経験をし得意とする分野であれば、眼科に転職されても、 手術前後の管理がとまどいなくこなせるのではないでしょうか。

また外科系を経験していれば、手術患者さんを看ながらのケア処置をこなせるように1日のスケジュールを立てることに慣れているので時間を有効に使いながらてきぱきと仕事ができると思います。

入院期間が短いため、患者さんとじっくりと関わるという事がなかなかできません。また日常生活援助が少ないので、患者さんとゆっくりとコミュニケーションをとりたいとか、日常生活援助が大好きな看護師さんにはあまりオススメではないです。

短期間の入院でも、しっかりと患者さんの全体像を把握して看護問題を短い期間に解決して退院していただかなければなりません。看護過程を有効に活用できる能力が必要となるため、病棟での経験(特に外科系)3年から5年の経験を経てからの転職をオススメします。

→→ 看護師転職前に知っておきたい内科の仕事内容は?