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これまでに、消化器外科、救急科、小児科、循環器科、心臓血管外科で看護師として勤務してきました。科によって、3交代と2交代がありました。日勤は、朝の申し送りから始まります。

申し送りの後の仕事内容

申し送りの後、その日受け持つ患者さんのお部屋を回り、「今日一日担当させて頂きます」と挨拶をしお部屋の環境整備をします。シーツ交換も週に2度します。

次に、寝たきりや術後の患者さんのところへ行き、陰部洗浄、オムツ交換をします。入浴が出来ない患者さんには、清拭や足浴などをします。

また、寝たきりの患者さんに、褥瘡がある場合には、一緒に処置もします。その後、午前中の抗生剤の点滴の指示がある場合は、点滴をつなぎに回ります。

そして、受け持ち患者さんのお部屋へ検温に回り、体温、血圧、脈などの測定をします。全身状態の観察、呼吸器などの機械が繋がれている時には、機械の設定チェック、接続部の異常の有無などもチェックします。

点滴をしている場合は、滴下速度のチェックもします。排便、排尿回数なども聞き、数日間排便がなかったり、腹部状態などをみて、便秘と判断した場合には、浣腸や坐薬等を使用し排便コントロールをします。尿も同じで、溜まっていると判断すれば、導尿をします。

また、その日予定されている検査の説明などもします。レントゲンやエコーなどその他の検査に連れて行ったりもします。ドクターから指示が出た、点滴や吸入、寝たきりで自己喀痰困難な患者さんには、吸引をします。

嚥下状態が悪い患者さんには、食事の際は嚥下状態に注意しながら介助をし、口腔ケアもします。入れ歯の洗浄までします。ヘルパーさんがいない時には、洗髪や入浴介助にも入ります。

急変があった時には、心臓マッサージやドクターの指示でDCをかけたり、素早く点滴のルートをとったり、薬剤投与したりします。

また、先生のお話がある時など患者さんのご家族と連絡をとり、都合を合わせたりします。患者さんから、栄養の話を聞きたいとか、薬のことを詳しく知りたいとかいう要望があれば、栄養士や薬剤師へ連絡します。

手術を控えている患者さんには・・・

手術前から手術後までの流れを資料に沿って説明します。外科では、創部の処置が多いです。ドクターの回診の時には、ドクターがスムーズに診察ができるように、患者さんの服を脱がせたり、処置に付いた時には、消毒綿やガーゼなどを鑷子で渡したりし、補助につきます。滅菌操作で、ドクターに物品を渡します。

また、検査データなどやバイタル、創部の異常があれば、ドクターへ報告し指示を仰ぎます。雑用も多いです。物品の消毒をしたり、物品や薬剤のチェックと補充。日曜日などは、お茶配りやおしぼりくばりもします。食事の配膳と下善もし、食事量チェックもします。バイタルサインや観察したことなど患者さんの状態をパソコンに入力します。

また、亡くなられた患者さんのエンゼルケアも行います。体をきれいに清拭し、浴衣に着替えお化粧をします。鼻や耳、口、肛門に綿花を詰めます。そして、ドクターへ死亡診断書を書いてもらい、ご家族へ確認して頂き、葬儀社が到着したらお見送りをします。患者さんのご家族を最後まで支えるのも看護師の大事な仕事だと思います。

→→ 看護師として患者の死に立ちあう時の心境

小児科にいた時には、小さい子の採血がとにかく大変でした。救急科では、いろいろな患者さんがいたので、ひと息つく間もないぐらいでした。アルコール中毒の方や痴呆の患者さんなど、徘徊して暴力を振るったり病院から抜け出したりして、外まで捜しに行くこともありました。

また抗がん剤治療をしている患者さんの金庫での麻薬の管理もします。点滴での抗がん剤治療もそうですが、2人でのダブルチェックをしてミスのないように細心の注意をはらっていました。輸血などもします。

夜勤では、日勤からの申し送りを受けて検温に回り、お部屋の消灯をします。決められた時間に各部屋を巡視に回ります。ナースコールがあれば対応し、入院が来れば、外来までお迎えに行き、お部屋を案内し、アナムネをとります。入院の書類を渡して説明します。

→→ 看護師 初めての夜勤で注意するべきことは?

カルテを作ったり、食事を依頼したりします。

とくに夜間は、薬剤師さんもいないので、点滴の指示があれば、看護師が準備します。朝になれば、カーテンを開けて回り、寝たきりの患者さんの顔を拭いて回ります。心臓血管外科では、術後患者さんが多いため、カテーテルが挿入されている事がほとんどで、排液したり、量や色の確認をします。

リーダーの仕事もあり、リーダーはドクターやリハビリや栄養士、薬剤師などの他科と連絡をとり、部屋もちナースへ指示を出したりします。ドクターと患者さん、患者さん家族とのお話があれば、それに立ち会い、内容をパソコンに入力したりします。あとは、患者さんと患者さんの家族も含めて、治療に向けて精神的にも支えになることも大切な仕事の一つです。病気からうつになることも多いので、鬱のチェックなども行っています。